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クリラボの研究と提案

無限を描く3Way、限界を極める6半一発

クリズラボの二つの響き


~ 音楽再生に求めるもの ~

果てしないスケール感と解像度を追い求める3Wayマルチ
限られたサイズの中で驚くほどの響きを奏でる6.5インチ一発

クリズラボが作り上げたこの二つのシステムは、
「無限」という言葉と
「限界」という言葉が
それぞれの魅力を輝かせるキーワードだと教えてくれます

無限の表現力と、限界の中で生まれる潔さ
どちらも音楽を愛するすべての人にとって
かけがえのない体験になると信じています
2025-07-V1.0

[ 左はDEQX不要の〝6半一発〟のシステム、右はNew-DEQXがメインの3Wayマルチアンプシステム ]

[ 6半ユニット(Markaudio 11MS)を専用アンプでドライブする超シンプルなシステム ]

[ 定在波を発生させない内部構造と後方絞りの特殊な形状を持つ完全密閉型BOX ]


■ 販売に向けて
 6半一発のシステムは、あまりにも自然で、あまりにも小さく、そしてあまりにも音楽的。
 製作者の私自身が驚いたこの響きを次のような悩みをお持ちの方々にご紹介します。
装置はいろいろ試してみたけど、これ以上システム弄りに費やす時間も金も惜しい

残りの人生、装置を忘れてひたすら音楽に没入したい

近所に迷惑を掛けない程度の音量であっても迫力のあるサウンドを楽しみたい

音に妥協はしたくないが可能な限りコンパクトなシステムがほしい

シンプルな操作で音楽が聴けるなら妻や家人にも使ってもらえる

イヤホンがメインだがたまには空間に響き渡る音を全身で感じてみたい

一切の調整なしで本物のサウンドが楽しめる装置がほしい

DEQXの本格的な調整にもチャレンジしたいがスタンダードとなる音がほしい

■ 6半(ロクハン=6.5㌅=16㎝)ユニット一発で夢の再生システムを創る
・質と量を併せ持つ良質な低音は音楽の土台となり圧倒的なリアリティを与えます

・このため、クリズラボは全てのシステムで30Hzまでフラットな再生を目指します

・低域の最大音量は振動板の面積と振幅で決まるため大口径ユニットが有利です

・6半のユニットで3尺8寸(約1.15m)の太鼓の振動を身体で感じるのは無理です

・でも「音の小宇宙」としての大太鼓を肌で感じ取ることは十分に可能なのです

・そして原音にはない付帯音や雑音を生じない完全密閉式で低域の質を確保します

・このシステムを通常のパワーアンプでドライブすると下記の特性になります

[図1]11MSユニット+KL-BOXでの再生周波数特性(1.7mの聴取位置で測定)

・良質な6半ユニットを最適なBOXに入れた場合に得られる典型的な特性とも言えます

・30Hzから20kHzまで完全にカバーできるのは6半ユニットならではの特徴です

・しかし、見ての通り中域が強調されたフルレンジにありがちな特性になっています

・ソース(録音原音)に忠実な再生を求めるなら周波数特性の平坦化は必須です

・通常はここでDEQXが登場することになります・・・(笑)

・DEQXでは最初に近距離でSPシステムを補正し、次に部屋の影響を取り除きます。

・実際に実施した結果、下記の特性が得られました

[図2]DEQXで補正した場合の再生周波数特性(距離1.7mの聴取位置)

・6半ユニット一発ですが再生帯域もフラットネスもを理想的な特性になっています

・そしてこの特性を実現したデーターがDEQXに記録されています

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・ここで改めて〝6半〟の魅力(基本性能)を確認しておきましょう

★ 6半は位相特性やステップレスポンスなどの特性を高性能化しやすいサイズである

★ ユニットを厳選すれば周波数帯域や音圧なども十分な性能を備えた製品がある

★ L/Cネットワークやチャンデバが不要であり、したがってその弊害も存在しない

・であれば[図1]に見られるレベル差をなくして平坦化できれば〝6半一発〟による
 魅力的なシステムが創れることになります

・苦節10年・・・実質3ヶ月(笑)で完成したのが下の基板(回路)です

[写真1]6半ユニットシステムの周波数特性を最適化する回路基板

・この基板を100W出力のパワーアンプに組み込んだのが本システム専用のアンプです

[写真2] 専用のパワーアンプ:KLP-MS100ST(操作はVRのみ)

[写真3] アンプの内部(出力ステージはMOS-FETによるA/B級リニア-アンプ)


[写真4/5]専用アンプのフロント(上部のBOXはD/Aコンバーター)とリアパネル
※ DAC:MQA-CD対応 768kHz/32Bit DSD512kHz

・専用アンプでドライブした時の再生周波数特性を下図に示します

[図3]専用アンプでドライブした距離1.7mの聴取位置における再生周波数特性

・DEQXで補正した場合の特性(図2)と比べると山谷の幅が広がっていますが、全体
 のバランスは原音の忠実な再生に必須のフラットネスが確保されています

・完成して数ヶ月、様々なジャンルの音楽を聴いてきたなかで、「6半ユニット一発」の
 再生システムが一つの理想であることを改めて確信できた次第です

・試聴を始めた頃は確認のためにメインシステムと対比しながら聴いていましたが最近
 では6半システムだけで原音のクォリティまで完全に把握できています

・DEQXで構成したマルチアンプシステムが限界を超えるシステムとすれば、6半一発は
 限界を極めたシステムと言えるかも知れません。

・DEQX販売のクリズラボが DEQXなしのシステムを自信を持ってお届けします

■ 試聴環境
・今回は6半一発による最小限のセットで最高の音楽鑑賞が出来ることを目指しました

・具体的には再生帯域とフラットネスの確保、そして必要十分な音量でした

・再生レンジの確保と特性の平坦化を解決して魅力満載のシステムが完成しました

・残るは30Hz付近の超低域成分を含む音量(音圧)が貴方の要望に応えられるか?

・これについては実際に聴いて戴くのが確実だと思います

[写真6]完成した「6半一発のシステム」

クリズラボの試聴室でお待ちしています

■ 価格と仕様
システム一式(SPシステムのペアと専用パワーアンプ)
定価:948,000円(税・送料込)
※ 申込時半額、納品時半額でのお支払いも可能
※ 納期はお問い合わせ下さい(通常2~3ヶ月)

購入やご質問はメールで  ↓↓↓ 
Mail:contact@kurizz-labo.com
仕様
・スピーカー
  寸法:400W×280D×245H(スパイク含まず)
  重量:6.7kg
・アンプ
  寸法:230W×330D×70H(突起含まず)
    :230W×375D×80H(フルサイズ)
  重量:3.5kg
  電流:0.3A(無信号時)
    :1.2A(10W出力時、両チャンネル)


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