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6半一発と3Way システムの空気録音による音質比較
By Kurizz-Labo

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● ご参考までに
 今回収録した音源は1分程度の長さで4曲あります。最後の曲は標準音源として聴いている「Easy to Love:Roberta Gambarini」です。
 再生箇所はスタートからの経過時刻(分、秒)をスライダーで指定できます。

 1曲目:00秒00秒~
 2曲目:00分54秒~
 3曲目:01分52秒~
 4曲目:02分54秒~

 収録はSONYのワンポイントステレオマイク(MS方式)で実施、角度指定は120度、各システムからの距離はどちらも1.6メートルです。
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 今回はクリズラボ初の空気録音となりました。
 結果は・・・実際にその場で直接聴く音に対してここまで印象が変わるのか、と本人が一番驚いています。
 6半一発が圧倒的にクリヤーなのに対して3Wayは音像がぼけます。でも、「なるほど、マイクで録るとこうなるのか!」という納得感もあります。

 ユニットが1個(L/Rで2個)のシステムに対して3個(L/Rで6個)という違いから生じる、耳では全く判らないユニット間の位相的な干渉がマイクでは明確に捕らえられる、と言うことでしょうか。

 とすると、「6半一発」のクリヤーな音は面目躍如とも感じました。

 ただし、音の違いは手元の廉価版のノートPC内蔵スピーカーでは判りませんでした。もし違いが判りにくい場合は高音質な外部スピーカーや良質なイヤホンで聴いてみて下さい。
 ※ 空気録音はそもそも部屋の影響を受けた音であり、それをスピーカーで聞くと更に部屋の影響を受けるためイヤホンで聴くのが正しい。という話があります。
 しかし、ここでは音質の良否を判定(そもそも空気録音で絶対的な音質を聞き取るのは無理な話です)する訳ではなく、二つの音の違いを確認することが目的なのでスピーカー再生でも全く問題はありません。

 二つのシステムの再生周波数特性はほぼ同じ(30Hz~18kHzがフラット)です。
 貴方にとって、全体の雰囲気や低音の質感はどちらがお好みでしょうか?

   感想をお聞かせ頂ければ幸です。 Mail : contact@kurizz-labo.com


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