No.6(主に導入前に戴いたご質問へのお答え)

Q6 まずデジタルEQとして使い、将来マルチアンプ方式にしたいが。
 

A6 出来ます。

@ 導入当初にDEQXをデジタルイコライザー(DEQ)として使用する場合、Q1のアンサーのように、パワーアンプの使用台数のみDEQXに設定する必要があります。もし、パワーアンプを複数使用したマルチアンプ方式ではクロスオーバーの設定も必要です。
  これらの設定が終わるとDEQXの入力切換やボリュームなどのプリアンプ機能が利用できます。DEQ(デジタルイコライザー)は下の図のようにグラフィック画面上で音を聴きながらマウス、あるいは数値設定で自由に設定することができます。下の図では3ポイントのパラメトリックEQを使用していますが、最大7個のパラメトリックEQを使用することが可能です。
  パソコン画面でEQカーブを設定するとこのデータはUSB経由でリアルタイムにDEQX内のDSPエンジンに送られ、実際にEQの効果が得られると当時にDEQX内にメモリーされますので、設定が終わったらUSBをそのまま外しても、全く問題ありません。




A 導入当初はパワーアンプを1台利用したSingle-Amp方式で利用し、次に2台のBi-Ampからはチャンネルデバイダー機能を利用します。そして最終的にはパワーアンプを3台利用したTri-Amp方式への発展が容易に行えるのがDEQXの大きな特長です。

 市販のスピーカーシステムでLCネットワークが内蔵されているものでも、Q3-2にもありますように、工夫次第でより高性能なシステムへの発展が可能です。また、好きなユニットを使ってスピーカーシステムを自作する場合にはDEQXが強力なツールとして全ての面でお役に立つと思います。




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